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久米島紬(つむぎ)

こんにちは。島の小児科医です。


久米島の伝統産業の1つに「紬」があります。
かつて、堂の比屋と呼ばれたインテリが中国に渡り、養蚕技術と紬を学んで持ち帰ったと言われています。琉球王朝時代には久米島紬が高く評価され、租税として紬を納めていた歴史があります。


久米島は「米」と「紬」の島だったのです。今はどこにいってもサトウキビ畑ですが、これは戦後の農地改革以後のことです。かつては水田と桑畑が広がっていたそうです。


現在は沖縄でも内地でも着物を着る習慣がなくなってきているため需要が落ち込み、紬を織る職人の数が減り、産業としては衰退の傾向にあります。しかしこの伝統を守るため、ゆいまーる館では展示や研修などが行われています。

先日、カイコが繭になる様子を見に行ってきました。

これがお蚕さまです!身長(?)8cmくらいかな。かいこ1
(むかしカフカ「変身」を読んだときの僕の持ったイメージは、こんな感じでした。まったく関係ないですが。)


黒いのはウンコかいこ3


このお部屋、一面に広がっています。桑の葉っぱをせっせと食べていますかいこ2


成熟した蚕は、繭をつくってもらうために小部屋に入ります。カプセルホテルみたい?かいこ6


お部屋に入る前に、出すもの出して、体をきれいにします。かいこ9


気にいった部屋に入って、糸を出して繭を作っていきます。かいこ7  かいこ8


繭が完成したら、ひとまず冷凍するそうです。置いておいたら、変態して蛾になり繭を破って出てきてしまいます。

繭を沸かしたお湯に入れて、糸を紡いでいきます。細い糸、見えますか?かいこ4  かいこ5


何百年も続いている作業だと思うと、少し感動します。
昨年、古希を迎えた父に紬で仕立てたシャツを贈りました。
かいこ10自分も紬の似合う年齢になったら、着たいと思います。
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