比屋定小学校の学芸会
島の小児科医です。
昨日は島内6つの小学校のうち、実に4つの小学校で学芸会がありました。
子どもたちの晴れの舞台を全部見て回りたいのですが、、、こんなときは体がいくつもあればなぁと思ってしまいます。
悩んだ末、島の北側にある比屋定小学校の学芸会に行ってきました。
比屋定小学校は生徒数がもっとも少なく、幼稚園をあわせても全児童30余名です。それだけにお年寄りも含め地域みんなで子どもたちを大切に育てている雰囲気が強く、学芸会や運動会といったイベントは地域を挙げての大イベントです。
1年生のはじめの挨拶があり、出し物の1つ目は高学年による「かぎやで風」。
沖縄では祝い事の席など、イベントの最初に必ず披露される伝統舞踊です。文字での表記は「かぎやで」ですが、読み方は「かじゃでぃふう」と読みます。
人数が少ないので、出し物は複数の学年で協力します。
メインは幼稚園から6年生まで全員参加の創作劇「流れ着いた堂の比屋」です。
「堂の比屋」とは、15世紀ごろに久米島に実在した有力者です。彼は中国へ渡り、養蚕と紬の技術を久米島に持ち帰り、現在まで続く伝統産業の礎を築いたと言われています。また天文にも通じ、太陽の昇る場所から暦を読んで農業の発展にも寄与したとされています。この堂の比屋の物語を、分かりやすく演じてくれました。

出し物は子どもたちだけではありません。地元婦人会なども参加です。

三線教室の子どもたちの出し物。
最後は、全員での合唱。
と~っても素敵な歌声が響きました。「声もよく通って、上手いですね!」と保護者に声をかけたら、「きっと、山に向かって大声で練習してるからだはずよ」と言っていました。
子どもたちの頑張りに心が満たされた日曜日でした。
昨日は島内6つの小学校のうち、実に4つの小学校で学芸会がありました。
子どもたちの晴れの舞台を全部見て回りたいのですが、、、こんなときは体がいくつもあればなぁと思ってしまいます。
悩んだ末、島の北側にある比屋定小学校の学芸会に行ってきました。
比屋定小学校は生徒数がもっとも少なく、幼稚園をあわせても全児童30余名です。それだけにお年寄りも含め地域みんなで子どもたちを大切に育てている雰囲気が強く、学芸会や運動会といったイベントは地域を挙げての大イベントです。
1年生のはじめの挨拶があり、出し物の1つ目は高学年による「かぎやで風」。
沖縄では祝い事の席など、イベントの最初に必ず披露される伝統舞踊です。文字での表記は「かぎやで」ですが、読み方は「かじゃでぃふう」と読みます。

人数が少ないので、出し物は複数の学年で協力します。

メインは幼稚園から6年生まで全員参加の創作劇「流れ着いた堂の比屋」です。
「堂の比屋」とは、15世紀ごろに久米島に実在した有力者です。彼は中国へ渡り、養蚕と紬の技術を久米島に持ち帰り、現在まで続く伝統産業の礎を築いたと言われています。また天文にも通じ、太陽の昇る場所から暦を読んで農業の発展にも寄与したとされています。この堂の比屋の物語を、分かりやすく演じてくれました。

出し物は子どもたちだけではありません。地元婦人会なども参加です。



最後は、全員での合唱。

子どもたちの頑張りに心が満たされた日曜日でした。
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