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久米島での学び

はじめまして。
NPO法人ジャパンハート海を越える看護団より約半年間離島研修という形で勤務をさせて頂きましたすまです

半年間の学びを紹介

私の離島のイメージは、某離島医療をテーマにしたTVドラマでした
TVと実際は異なり、幅広い知識と技術が必要な現場でした。また、設備の整った沖縄本島に行ってもらうのか、島で様子をみるのか。手段は?いつ行くの?等
さまざまな判断が求められ、そこには責任が伴い・・・
そんな中「島のために」と病院内に留まらず島全体で活動されている志の高いスタッフと働けた事は、私にとって素晴らしい体験です

この他にも
地域の医療従事者との連携の大切さを学び
医療者として地域の文化や習慣、食生活を知る事の大切さを実感し
素敵な沖縄の民謡に触れ
島で暮らす素敵な人にも沢山会いました
 久米島の貴重な自然を残す為、自然保護に取り組まれている方から、久米島でも起こっている環境破壊についてお話を伺い、それに対する取り組みを知ったり
 長年島の小学校で勤務された養護教諭の先生と会ったり
 公衆衛生看護師、と呼ばれていた時代から島で保健師として活躍されていた方からお話をうかがったり
自分の気持の持ち方次第で学べる事はいくらでも増えていく事を実感しました

院外の活動にも快く同行させて下さった先生方
これを経験したいという私の希望を、受け入れて頂いた看護師のみなさん
他、コメディカルスタッフの皆様本当にありがとうございました
みなさんのおかげで、学びの多い半年間でした

離島医療に興味のあるみなさん
知識や技術を身につけてから、と言っていたらいつになるかわかりません
興味のある今、来てみて下さい。学びながら成長すれば大丈夫です(って私が言ってもなんの説得力もありませんが)
青い海と白い砂浜が待っていますよ

すま
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第25回宮古島トライアスロン大会

こんにちは。島のスポーツドクターです。
今回私は久米島から飛び出し、4月19日に開催された宮古島トライアスロン大会の医療ボランティアを行ってきたので、活動報告します。
会場


宮古島トライアスロン大会は、今年で25回目となる国内でも伝統のある老舗大会です。
水泳3.0km、自転車155km、マラソン42.195km
を当然の如く1日で、制限時間14時間以内に完走目指す文字通りのアイアンマンレースです。
だいたい毎年優勝者は7時間台後半でのゴールをしています。
本当に常識では考えられない鉄人たちです。参加者は厳しい選考基準をクリアした1500人。
外国からの招待選手も多数参加しています。完走率は毎年90%を越えます。

これだけ激しいレースであり、様々な傷病者が毎年多く発生するため、実行委員会は充実した医療救護体制をとっています。激しいレースで、かつ25回もの伝統があり、過去には不幸な事故も発生しています。それだけに医療サポートの充実振りも、全国で稀に見る物を誇っています。

医療チームとして医師約50人、看護師約120人、救急隊員約30人、その他にマッサージ、情報伝達や搬送係など約250人。これを全て島内・島外からのボランティアで編成します。私もその一員として、ここ3年間参加しています。

因みに昨年、久米島でメタボリックシンドロームの講演に来ていただいた、
東京医科大学の勝村教授も第1回大会から、アドバイザーとして参加されています。
勝村教授

本部 体育館1 体育館2

医療班の活動として、上の写真のようにゴール地点付近に医療本部を設けて、ここから全ての情報収集と情報伝達を行い、傷病者が多発すると思われるポイントにはさながら野戦病院のようなハイテク医療テントを設営します。
軽症・重症を即座に判断し、重症者にはその場ですぐ、救急室と同じ処置が施され、更には県立宮古病院が最後の砦として控えます。

このトライアスロンに対する医療体制は、宮古島ではこの日の時だけの物に留めず、集団災害時にも応用しています。実際に、2003年の猛威を奮った台風14号の時は、トライアスロンの経験を生かした迅速な災害医療チーム編成でその難局を乗り越えた、実績もあります。

話しは、戻り19日私は整形外科ということを買われ、自転車の転倒多発地点に救急車と一緒に配置されました。
救急車 バイク

19日は天候にも恵まれ、幸い私の出番はありませんでした。
少し手持ち無沙汰でありましたが、ホットしています。色々、話し相手になってくださった宮古消防の方々、看護師さんの皆様、ありがとうございました。

自転車が終了した時点で、マラソンのゴール地点で待機しましたが、
そこで感じたのが・・・

ゴール1 ゴール2
200kmを越える総距離をレースした選手たち、ゴールの瞬間はほぼ例外なく皆笑顔・・・
確実に笑っています。本当に、鉄人たちです。

しかし、一安心の後、倒れて救護テントに搬送される方も多く、
救護班はここからが勝負でした。しかし、本年度の大会は重大事故も無く、
無事に終了し、医療班からも安堵が漏れました。

宮古島トライアスロン大会は、大きなスポーツイベント・集団災害時に
非常に参考になる医療体制を組んでいます。島のスポーツドクターとして、
これを、久米島マラソンを始め、久米島での各種イベントや災害時に応用できるよう、
精進していきたいと思います。

OCH集合

最後に、前任病院である、県立中部病院で苦労を分かち合った、
仲間たちとも再開し、再び一緒に仕事ができるのは、
この大会での私のもうひとつの楽しみでもあります。
留守中を守ってくださった、病院スタッフの皆様、ありがとうございました。

by 島のスポーツドクター

第106回日本内科学会講演会

内科医Jakeです。
4月10日から3日間内科学会に参加させてもらいました。

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これまでに勉強してきた内容の再確認ができ、島で行ってきた医療が中心からほとんどずれていないことが分かりよかったです。

【聞いた講演】
1.慢性心不全の病態と治療の新展開
2.てんかんの治療
3.循環器疾患のEBM
4.NAFLD/NASHの病態と臨床
5.糖尿病の診断と治療
6.慢性気道感染症の病態と治療戦略
7.アルツハイマー型認知症
8.間質性肺炎の臨床
9.不整脈の新しい治療
10.関節リウマチ治療の進歩
11.高尿酸血症と腎障害
12.糖尿病血管合併症のトータルケア
13.パーキンソン病をめぐる最近の話題と治療の進歩
14.先端巨大症を見逃していませんか
15.医師法21条
16.心腎貧血症候群の病態と治療

ここに羅列するだけでも満腹になりました。近いうちに院内スタッフとも勉強してきた情報を共有し、診療に還元したいと思います。


3月まで久米島病院で一緒に働いていた同僚にも会うことができ、うれしい限りでした。

島の内科医というのは、あらゆることを知識としてたくわえ、それを島民に還元できるよう努力し続ける必要があるとしみじみ考えさせられました。本島でなく、島内の病院で診て欲しい、そういう患者さんの希望に応えるべく日々頑張ります。

いやぁ、しかし久米島から東京は疲れますなぁ。
しかも東京人は冷たい、やっぱり沖縄が一番と感じました。

JAKE

外来担当表

病院HP管理者です。
遅ればせながら、平成21年度の外来担当表を掲載しました。

http://www.ritou-med-okinawa.jp/kumejima-hosp/gairaiTantouH21.html

職員集合写真2009

お待たせしました。2009年度久米島病院職員の集合写真です。
勤務の関係などでここに写っていない職員も多数いますが、ご了承ください。集合写真2009