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第25回宮古島トライアスロン大会

こんにちは。島のスポーツドクターです。
今回私は久米島から飛び出し、4月19日に開催された宮古島トライアスロン大会の医療ボランティアを行ってきたので、活動報告します。
会場


宮古島トライアスロン大会は、今年で25回目となる国内でも伝統のある老舗大会です。
水泳3.0km、自転車155km、マラソン42.195km
を当然の如く1日で、制限時間14時間以内に完走目指す文字通りのアイアンマンレースです。
だいたい毎年優勝者は7時間台後半でのゴールをしています。
本当に常識では考えられない鉄人たちです。参加者は厳しい選考基準をクリアした1500人。
外国からの招待選手も多数参加しています。完走率は毎年90%を越えます。

これだけ激しいレースであり、様々な傷病者が毎年多く発生するため、実行委員会は充実した医療救護体制をとっています。激しいレースで、かつ25回もの伝統があり、過去には不幸な事故も発生しています。それだけに医療サポートの充実振りも、全国で稀に見る物を誇っています。

医療チームとして医師約50人、看護師約120人、救急隊員約30人、その他にマッサージ、情報伝達や搬送係など約250人。これを全て島内・島外からのボランティアで編成します。私もその一員として、ここ3年間参加しています。

因みに昨年、久米島でメタボリックシンドロームの講演に来ていただいた、
東京医科大学の勝村教授も第1回大会から、アドバイザーとして参加されています。
勝村教授

本部 体育館1 体育館2

医療班の活動として、上の写真のようにゴール地点付近に医療本部を設けて、ここから全ての情報収集と情報伝達を行い、傷病者が多発すると思われるポイントにはさながら野戦病院のようなハイテク医療テントを設営します。
軽症・重症を即座に判断し、重症者にはその場ですぐ、救急室と同じ処置が施され、更には県立宮古病院が最後の砦として控えます。

このトライアスロンに対する医療体制は、宮古島ではこの日の時だけの物に留めず、集団災害時にも応用しています。実際に、2003年の猛威を奮った台風14号の時は、トライアスロンの経験を生かした迅速な災害医療チーム編成でその難局を乗り越えた、実績もあります。

話しは、戻り19日私は整形外科ということを買われ、自転車の転倒多発地点に救急車と一緒に配置されました。
救急車 バイク

19日は天候にも恵まれ、幸い私の出番はありませんでした。
少し手持ち無沙汰でありましたが、ホットしています。色々、話し相手になってくださった宮古消防の方々、看護師さんの皆様、ありがとうございました。

自転車が終了した時点で、マラソンのゴール地点で待機しましたが、
そこで感じたのが・・・

ゴール1 ゴール2
200kmを越える総距離をレースした選手たち、ゴールの瞬間はほぼ例外なく皆笑顔・・・
確実に笑っています。本当に、鉄人たちです。

しかし、一安心の後、倒れて救護テントに搬送される方も多く、
救護班はここからが勝負でした。しかし、本年度の大会は重大事故も無く、
無事に終了し、医療班からも安堵が漏れました。

宮古島トライアスロン大会は、大きなスポーツイベント・集団災害時に
非常に参考になる医療体制を組んでいます。島のスポーツドクターとして、
これを、久米島マラソンを始め、久米島での各種イベントや災害時に応用できるよう、
精進していきたいと思います。

OCH集合

最後に、前任病院である、県立中部病院で苦労を分かち合った、
仲間たちとも再開し、再び一緒に仕事ができるのは、
この大会での私のもうひとつの楽しみでもあります。
留守中を守ってくださった、病院スタッフの皆様、ありがとうございました。

by 島のスポーツドクター

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外科手術実績

HP・ブログ管理者です。

整形外科の平成20年度手術実績をホームページに掲載しました。ご覧ください。

http://www.ritou-med-okinawa.jp/kumejima-hosp/GekaJissekiH20.html

東北楽天ゴールデンイーグルス in 久米島

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どうも、島のスポーツドクターです。
島の小児科医の先生よりも日記掲載ありましたが、
2月はプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスが、
春季キャンプのため、1軍、2軍とも大挙して久米島にやってきました。
今年はWBCを控え、代表候補の岩隈や田中も入れば、
中日より移籍の中村ノリなんかもいて、それは凄い話題性と取材陣でした。

そんな中、私は島唯一の整形外科医として、
イーグルスの選手、スッタフの医療問題については、
この一月は一手に引き受けるという、願っても無いチャンスが到来しました。

島のスポーツドクターは、今月は本当に多忙でした。
診療の合間を縫って毎日足繁く
1軍の練習場の久米島球場と2軍の練習場の仲里球場を
行ったり来たりし、トレーナーの皆様や選手の皆さんのご要望に答えるべく、
文字通り東奔西走いたしました。

ここでは肖像権の問題もあり、写真は割愛させていただきますが、
WBC日本代表のI投手や、M君なんかも気さくに接してくれ、
また、一昨年の二冠王のY選手などは
『先生、沖縄の病院は頼んでも抗生剤打ってくれないよね?あれなんで?』
と言った、話せば長くなる話を聞いてきたりなど、かなりフレンドリーです。

これで喜んでばかりいたのでは、ただのミーハー一緒になってしまいします。
スポーツドクターとして、トップアスリートに触れる傍らで、
プロ野球球団のこちらもプロフェッショナルなサポートチームのスタッフの方々と
色々話、教えを乞い、トップアスリートのコンディショニングについて多く学ばせてもらいました。
そして、こういった知識、技術を少しでも島のアスリートたちに還元できればと考え、
思い切って、球団にスポーツトレーナー講習会の開催を依頼したところ、
快く引き受けてくださいました。

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急な話ではありましたが、
小中学校、高校の体育の先生、養護の先生、部活動の顧問の先生などに声をかけ。
2月16日、22日と2回にわたる講習会を開催することができました。
大テーマとして
『プロ野球球団が取り組むコンディショニング -試合でベストパフォーマンスを発揮するために-』
小テーマとして、
第一回が
①久米島のスポーツ障害の現状報告』
②東北楽天ゴールデンイーグルスのサポートチームの構成
③プロ野球球団が取り組む正しい基礎体力作り
④プロ野球球団が取り組む怪我の予防

①は私から、昨年4月から今年の2月までのデータを発表し、
それに踏まえて②~③は担当のトレーナーの方が講義をいただき、
④は実際のストレッチ法の実演など、実技指導もあり
非常に盛りだくさん充実した内容でした。
この日は講義は、コンディショニングへの哲学的な話やメニュー作成の方法などを
学び、目からうろこが出る話も多くいただけました。
当初は急な開催だったの、10人程度の観衆が集まれば良いかなと思っていましたが、
当日は、40人を超える人たちが集まってくれ、大盛況でした。

第2回は、楽天イーグルづのコンディショニングコーチである関場トレーナーから、
怪我をしてしまった選手、疲労時などの『パフォーマンス低下時のコンディショニング』
というテーマを中心に伺いました。
この日も、予定の2時間を大きく越える3時間の実技を交えた講演をやっていただき、
第1回よりも更に専門的に内容で、熱心な出席者の方から多くの質問も出て、
こちらも大盛況の後終了しました。

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島のスポーツドクターの使命としては、講習会を開催しただけで満足しては駄目で、
これをいかにして島へ還元させるかを、今検討中です。
ひとつは、熱心な指導者の方々との定例勉強会、もうひとつは、
週一回のスポーツ診療外来の開設を検討中です。
そして、来年以降も、もし楽天イーグルスが久米島をキャンプ地として選んでくれれば、
その期間、こういった地域振興となる講習会を継続できるよう全力を尽くして行こうと思います。

最後に大変お世話になった、古田トレーナーと記念写真を病院で撮りました。
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この場を借りて、ご協力いただいた、楽天球団関係者、ご参加いただいた皆様に
厚く御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
長くなりましたが、島の人々に情熱は伝わったかな・・・


                                      by 島のスポーツドクター

中学校駅伝 in 久米島

本日は久米島にて那覇地区中学校駅伝競争大会が行われました。

自分たちは養護教諭の先生たちと医療班として大会を見守っていました。
本部、救護車の二手に分かれ怪しい雨雲に覆われた中、大会は始りました。
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女子の部からスタートとなりましたが、激しい雨に見舞われながら、
皆一生懸命走っていました。
笑顔で走り終えた者もあれば、悔し涙に耐えている者もあり。。。
皆のいい思い出になればいいなと思いました。
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自分たちは救護車に乗り込み、各中継所にて負傷者はいないかチェックしながら、最後尾からついていきました。
中継地点では走り終わった選手たちがずぶ濡れになって休んでいました。雨宿りできる場所もないところがあって、民家の軒下などにいれてもらっていました。
想定外の大雨だったのだと思いますが、次の大会の時には選手を拾っていく車などは用意しといてほしいものだと感じました。
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特に大きな怪我などはなく、様々な人に支えられた大会は終了。
AEDも静かにその時を終えました。
生徒たちを引率してきた先生方、またこの大会を準備されたも皆さん。
本当にお疲れ様でした。
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DSC01060.jpg Medical staff & Photoを担当してくれた Iさんは雨上がりの中、颯爽と。。。


有意義な一日でした。                   By Shinzato


久米島マラソン救護班レポート

どうも、島のスポーツドクターです。各方面より報告のあった久米島マラソン。
2008年は、病院としてもかなりの医療体制を組み対応させていただいたので、
ここで報告をさせていただきます。

先ずは、事前活動として院内はもとより、消防、役場、救護ボランティアを担う、養護教諭の人々
としっかり連携をとるために、いろんな場所に、ミーティング、事前講習会に走り回りました。

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医療班のの第一目標としては、『死亡事故を起こさない!!』とにかくこれに絞りました。
そのため、ゴール地点に本部を置き、昨年より充実したマンパワーを配置。
本部以外にも、南部医療センターより、友人の救急医O先生を予備折り返し地点に配置、
そして多数のAEDや救急車両など医療資源をコース上に配置。
病院にもマラソン傷病者専用の医師・ナースを配置し強力な布陣を敷きました。

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そして、今年はみんなでお揃いの医療班オリジナルシャツも作成し、
これがなかなか好評でした!! 一般の方々から売ってくれとの声も多数・・・
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実際当日は・・・、30度近い猛暑。
ロードレースにおいてもっとも熱中症の危険が高いのは、
急激な温度・湿度の上昇、今回は、まさにその条件にはまった最悪のコンディション。
フルマラソンがスタートして1時間くらい経過し、気温もぐんぐん上がり、
一人、また一人と傷病者が運ばれてき始めました。
ハーフマラソン参加者がゴールし始めるころ、救護テントの忙しさはピークをむかえ、
その数の多さに、救護班も倒れそうでした。

RIMG0072.jpg RIMG0073.jpg 久米島マラソン2008 008


傷病者の大多数は、熱疲労・熱痙攣で、中には最重症の熱射病になっている方もいて、
救急車は、大会本部と病院とをまさにピストン輸送状態でした。

幸い、医療救護班の事前の準備、迅速な対応が功を奏し、
当初の目標であった『死亡事故を起こさない!!』は見事に達成され、
無事大会を終えることができました。
本音を言えば、ただでさえ医療資源の少ない久米島での、
この時期のこの規模のマラソン大会は、人為的集団災害そのもので、
救護班にはかなりのストレスでした。本当に重大事故が起こらなくて、良かったです。
大会実行委員会にも、開催時期、医療救護の更なる充実を訴えるつもりです。

大会本部救護班、折り返し地点の救護班、病院救護班、
各ステーションの、消防、役場保健師さんたち、養護教員の方々・・・他の医療ボランティアの方々、
この大会が今年も無事終えることができたのは、皆様のおかげ以外何者でもありません。
本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

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